「相続」「遺贈」「死因贈与」。それぞれ一般的によく使われている言葉ですが、なんとなく似ている言葉なので、混同して用いられることもしばしば。そこで、今回はこれらの言葉の定義をまとめてみました。
[相続]
人の死亡を原因として、『当事者の意思によらず』に、財産が一定の親族に移転すること
[遺贈]
遺言という遺贈者の『一方的』な行為によって、財産を他人に無償で与えること
[死因贈与]
贈与者の死亡により効力を生ずる契約として、贈与者と受贈者『双方』の合意に基づいて、財産を相手方に無償で与えること
意味の似ている言葉を覚えるには、上記の『』書き部分のように、異なっている部分に着目すると記憶に残りやすいと思います。