建設業許可の人的要件のうちのひとつに、「専任技術者」が挙げられます。専任技術者とは、施工工事に必要な一定の技能を持つ者といえます。専任技術者となれる者については建設業法7条で定めがあります。
★専任技術者となれる者
・申請する建設業につくことができる国家資格を持っている
・申請する建設業について指定された学科を卒業し、かつ実務経験もある
・申請する建設業にかかる建設工事について、以前働いていた会社などで10年以上の実務経験がある
専任技術者は建設業種ごとに、しかも各営業所ごとに必要ですが、一人で複数業種の専任技術者になることは認められています。どの許可を申請するかによって必要となる資格や卒業学科が異なるので注意しましょう。(詳細は国土交通省のホームページにある「指定学科一覧」を参照してください。)