[ZD004:雑記]フラメンコギターコンサート

先日、横浜みなとみらいホールで開催されたクラシックコンサートを鑑賞してきました。

今回のコンサートは通常のクラシックオーケストラの他にフラメンコギターの演目も入っていました。指揮者には中田延亮氏、演奏には神奈川フィルハーモニー管弦楽団、司会には田添菜穂子氏、今回の目玉であるフラメンコギター奏者には沖仁氏という、まさに現在世界規模でご活躍されている方ばかりでした。

特にフラメンコギターは初めて観ました。おしゃれな衣装の若い3人の男性奏者がステージ上の椅子に座っておりスポットライトを浴びています。ひとりはギターを持っていますが、あとのふたりは手ぶらです。ギター奏者がフラメンコ調のテンポの良い曲をギターで奏で始めます。ギターでフラメンコを演奏するので、指使いが通常のギターとは全く異なります。ギター本体を太鼓のようにタンタカ叩いたりもします。そんななか手ぶらのふたりはギターの演奏に合わせて様々な手拍子を打ち始めます。実はこの修練を積んだ手のひら自体が『パルム』と呼ばれる立派な楽器なのです。そしてしばらくパルムを打ち続けた後に、ひとりがおもむろに立ち上がり、カタカタカタッと足技を駆使したフラメンコを踊りだすのです。

このコンサートは趣向を変えながら4年前から毎年行われており、私は全て観に行っています。来年も開催されるとのことなので今から楽しみにしています。