[PE006:Excel]ゴールシーク機能

ここは赤字に悩まされている弁当屋。看板商品は味自慢のコロッケ弁当。それなりに売れてはいるのですがまだまだ赤字です。いったい何個売れば元が取れるのかを知りたい。こんなときはゴールシーク機能を使うと便利です。

ゴールシーク機能は、表中の計算結果を先に決めてから数式を逆算させることで、数式の途中にある値のほうを書き換えます。損益分岐点を知りたい場合などに効果を発揮します。


下の表は先程の弁当屋のコロッケ弁当に関する一日あたりの収支です。

粗利を見ると‐33,000円の赤字です。ではいくつ売れば元が取れるのかをゴールシーク機能で調べてみましょう。

<操作手順>

①Excelの上部のメニューから[データ]をクリック

②[予測]→[What-If 分析]→[ゴール シーク]を選択

③[数式入力セル]には表の粗利の値が入っているセルを、[目標値]には損益分岐点となる粗利『0』を、[変化されるセル]には販売数の値が入っているセルを、それぞれ入力し[OK]

これでコロッケ弁当を231個売れば元が取れることが分かりました。