[PE008:Excel]別々のセルに保管した姓と名を結合する方法

A列に姓、B列に名が入っている名簿があるとします。そんな時、姓と名を結合してC列に書き込みたいと思ったことはありませんか。

名簿の人数が少なければ、手作業でコピーしたり入力したりしてもいいのですが、人数が100人、1000人となったらそうもいきません。

こんな時に便利な方法があります。それが『&(アンパサンド)』です。

例えばA1に「山田」、B1に「太郎」と入っていたとします。このときC1に「=A1&B1」と入力すると、A1とB1の内容が結合されて「山田太郎」と表示されます。

A1とB1の内容が結合されてC1に表示されている

この方法ですと、たとえ100人、1000人の名簿であっても大丈夫です。C1のセルの右下にある■をマウスでドラッグしてC2、C3…に連続入力するだけでC列が出来上がります。

マウスドラッグによるオートフィル機能でC列が連続入力されている

次は応用です。C1に「山田 太郎」のように姓と名の間に空白を挟んで結合するにはどうしたらよいでしょうか。答えですが、この場合、C1に「=A1&” ”&B1」と入力してください。「” ”」は空白を意味しています。

C1に「=A1&” ”&B1」と入力し、C2とC3に連続入力したところ

今回の技は簡単なうえに工夫次第でいろいろな場面で活躍してくれる便利な機能です。ぜひ使ってみてください。