WHOISとはインターネット上のドメインの所有者情報を検索するためのプロトコルのことで、読み方は『フーイズ』です。
例えばこのブログのドメインは『office-takahiro.com』です。そしてこのドメインも含めあらゆるドメインにおいて、その所有者が誰でどのようなサーバを割り当てられているのかについていつでも検索できるわけですが、それはWHOISのおかげです。しかしWHOISで公開されてしまう情報はこの他にも多岐に渡ります。
■WHOISで公開される情報(抜粋) 姓 (Last Name) 名 (First Name) 組織名 (Organization) 国 (Country) 郵便番号 (Postal Code) 都道府県 (State/Province) 市区町村 (City) 丁目番地 (Street) 建物名等 (Street) メールアドレス (Email) 電話番号 (Phone) FAX (Fax)
このようにWHOISで公開される情報には個人情報に直結するものが多く含まれています。もちろんWHOISの情報公開は、ドメインの作成時に自分で行うものではあります。とはいえ、そもそもWHOISの意味を知らないと、何となく住所や電話番号などを登録してしまうこともあるかもしれません。
そこでWHOISの情報公開に少しでも不安がある場合には、ドメインを管理しているプロバイダによる『代理公開』を選択しておけば間違いないでしょう。代理公開とは、個人情報の代りに、各プロバイダが自社の一般的な内容を使ってWHOIS情報を公開してくれることです。これなら個人情報が公開されずに済むので安心ですね。