[PE019:Excel]条件分岐のIF関数

Excelでは、条件を満たしているかいないかで異なる処理を行なう場合には、「IF関数」を使います。最も基本的な関数のひとつですがおさらいしてみましょう。

ここでテストの合否判定表を作成するとします。A列に「受験番号」、B列に「氏名」、C列に「点数」、D列に「合否判定」が入るとします。そしてこの表のC列に点数を入力していくことにします。この時、70点以上なら「合格」、それ以外なら「不合格」の文字がD列に自動表示されるようにしたいと思います。この場合、D列に入力すべきIF関数はどのような式になるでしょうか。

そうです。答は次の通り。例えば、「D1」セルに入力する計算式は「=IF(C1>=70,”合格”,”不合格”)」です。これで、C1が70点以上ならD1に「合格」の文字が入り、それ以外の場合は全て「不合格」になります。

IF関数は、第1引数に条件となる「論理式」、第2引数に条件が「真(TRUE)」の場合に行う処理、第3引数に条件が「偽(FALSE)」の場合に行う処理がそれぞれ入ります。なお、文字列はダブルクオーテーション「”」で囲む決まりとなっています。

[SK059:相続]普通自動車の移転登録に必要なもの

動産の相続は現物の引き渡しを受ければ完了します。ただし、普通自動車については当てはまりません。

普通自動車の場合、相続による名義変更を行うために「移転登録」の手続きを行う必要があります。相続したクルマを運転するときはもちろん、他人に譲渡したり、クルマ自体を廃車にする際にも、先に移転登録手続きを終えておかなくてはなりません。

普通自動車の移転登録手続きは運輸局で行います。クルマを相続した者は自分の住所地を管轄する運輸支局などで15日以内に手続きを済ませましょう。

■普通自動車の移転登録手続きで必要となるものの例
・車検証
・被相続人の戸籍謄本
・遺産分割協議書または遺言書
・相続人全員の印鑑証明書

[SK058:相続]株式の名義変更に必要なもの

株式を相続で承継したとしても、名義変更をしていなければ、株主としての権利を行使できません。このままでは配当金の受取もできないことになるので、早めに名義変更を行いましょう。

株式の名義変更は各証券会社の窓口に申し出ることになります。そこで承継者の口座を開設し株を移管します。

相続手続書類は各証券会社ごと異なるので窓口で確認しましょう。例えば協議分割のケースで一般的に必要となる書類は、

・遺産分割協議書

・被相続人の戸籍謄本

・相続人全員の戸籍謄本

・相続人全員の印鑑証明書

などとなります

[SK057:相続]遺留分減殺請求制度の見直し

2018年7月に民法が改正されたことにより、2019年7月1日から、遺留分減殺請求制度が見直されました。

改正前の制度では、遺留分減殺請求権の行使によって「共有」状態が当然に生じていたため、これが事業承継の支障になっている、という指摘がありました。

例えば、相続により遺言に基づいて長男への事業承継が発生したとします。ここで他の相続人たちが遺留分減殺請求権を行使したとします。すると長男が承継した会社の土地や建物に、他の相続人たちによる複雑な共有関係が入り込んでしまうこともあったわけです。これでは長男も困りますし、長男へ遺贈した者の意思も尊重されていません。

そこで今回の法改正では、遺留分減殺請求によって生ずる権利は「金銭債権」と定められました。このため、遺留分減殺請求権の行使によって「共有」状態が当然に生ずることを回避できるようになったのです。

先程の遺留分減殺請求の例でいきますと、他の相続人達については、長男が承継した会社の土地や建物に関する共有状態が当然に生ずることにはならなくなりました。その代わり、自分の持ち分を長男に「金銭」で請求することはできる、というわけです。

[SK056:相続]遺産分割に関する民法改正

被相続人が亡くなったあとに相続人が複数いる場合、これら共同相続人全員で遺産分割協議を行って遺産分割を行います。

ここで、被相続人である父親の預金口座のキャッシュカードを管理していた長男がいたとします。そして、父親の預金が他の共同相続人達へ遺産分割されてしまうのを嫌がった彼が、父親の預金を勝手に引き出して、さっさと使い込んでしまったとします。さてこの場合、そのおカネは遺産分割の対象とできるのでしょうか。

これまでの民法では、相続開始後に処分されてしまった財産は遺産分割の対象から「外す」こととされていました。今回のように、相続開始後に長男によって使い込まれてしまったおカネも例外ではありません。そのため他の共同相続人にとって大変不公平な制度でした。

そこで2019年7月1日に民法の相続法が改正されました。その中で「遺産分割前に遺産に該当する財産が処分されてしまったとしても、共同相続人全員の同意があれば、その財産を遺産分割の対象に含むことができる」ことになりました。そして(ここがポイントなのですが)、この共同相続人には財産を処分した当人を含める必要がありません。つまり今回のケースでは、(使い込みをした)長男の同意がなくとも、他の共同相続人たちが全員同意すれば遺産分割が可能になったというわけです。

[SK055:相続]銀行口座の名義変更に必要なもの

銀行等の金融口座を相続した場合、口座の名義変更(あるいは解約)をすみやかに行うことになります。その際には、各銀行等の窓口に相談するのが確実ですが、いずれの金融機関においても『相続届』に準じた書類を提出するよう求められます。

この書類には、自分だけでなく相続人全員の『署名』と『実印』による押印を要求されることがほとんどです。実印には『印鑑証明書』も必要です。

その他にも、『亡くなった被相続人と相続人全員の戸籍謄本』や『口座の通帳・カード』が必要ですし、『遺言書』や『遺産分割協議書』を要求されることもあります。

前述したように、相続人全員の協力が必要となるので、口座の名義変更は思った以上に面倒です。なるべく手間をかけなくて済むように段取りよく進めていきましょう。

[SK054:相続]名義変更を忘れずに

明確な期限が設けられていないことが多く、つい後回しにされてしまいがちなのが相続に伴う各種名義変更です。

例えば金融機関の場合、口座名義人が死亡すると全ての取引を停止させてしまいます。このままですと相続した預貯金が下せないばかりか、意図しない公共料金の滞納などにも繋がってしまいます。さらにそのまま放置しつづけているうちに次の相続が発生してしまい相続人や関係者が増えてしまうと、遺産分割がさらに複雑になってしまいます。

特に預貯金口座を相続したら速やかに名義変更あるいは解約して払戻しを受けるようにしましょう。

[ZR007:雑記]富士五湖旅行

本栖湖。美しい光景!

先日、富士五湖へ家族旅行に行きました。今回の旅行ではいつにもまして富士山の圧倒的な存在感を堪能することができました。

富士山。まさに快晴!

今回は幸いにも天気に恵まれ、雲一つない快晴となりました。そのおかげでコンパクトカメラやスマホしか持っていない私でも、くっきりとした富士山や富士五湖の写真が撮れました。

富士山山頂。思わず拝んでしまう威厳があります。

11月の割に暖かく、風がほとんどない穏やかな陽気のなかで、たくさん歩くことができました。河口湖周辺ではちょうど『紅葉まつり』が開かれており、多くの外国人観光客などで賑わっていました。肝心の紅葉は始まったばかりという感じで、見頃になるのはまだこれからというところでしたが、場所によってはきれいに色づいていました。

燃えるように色づいた紅葉。
始まったばかりの紅葉は様々な色が同居しています。

今回の宿は『ふふ河口湖』さんにお世話になりました。こちらの宿は河口湖湖畔から少し離れた閑静な場所に位置しています。人通りがほとんどなく、静かにゆったりと過ごすことができました。富士山を目の前にした源泉かけ流しの露天風呂付客室はもちろん清潔で快適ですし、趣向を凝らした食事と丁寧で行き届いたおもてなしのおかげで久しぶりの旅行を心から愉しむことができました。

ふふ河口湖の道案内。控えめな看板なので見逃し注意です。
ふふ河口湖の全景。2018年10月オープンの新しい宿です。
ロビーです。様々な樹木によるインテリアで、まるで山の中にそのままいるような錯覚を覚えます。
客室内。富士山を望むバルコニーと露天風呂が嬉しい限り。
部屋の窓からは河口湖と富士山が望めます。
夕方の富士山を望遠撮影してみました。
夕食です。2種類の肉料理はいずれも炎を使った素敵な演出がありました!

[PE018:Excel]円単位を千円単位に丸めて表示したい

例えば「8,645,349」のような大きな桁数の金額が並ぶ決算数字などでは、決算書などを作る際に金額を千円単位で丸めて「8,645」と表したいことがあります。こんな時、丸めた数字をひとつひとつ手で入力し直したりしていたら、大変手間ですし入力ミスの元にもなります。

こんな時はExcelの『表示形式』機能を使いましょう。金額の数値をいちいち書き換えることなく、千円単位に表示し直すことができます。

■金額を千円単位に丸めて表示する方法

①金額の入っている対象セルをマウスで選択

②マウスで右クリックし『セルの書式設定』

③『表示形式』タブ⇒『ユーザー定義』

④『#,##0』を選択し『#,##0,』に書き換える

⑤『OK』を押す

[SK053:相続]『共有分割』による遺産分割

遺産分割の方法は大きく分けて4つあります。『共有分割』もその一つです。

共有分割とは、ひとつの財産を複数の相続人で共有する相続方法です。主に別荘などの不動産に用いられます。各相続人は各自の持ち分の範囲内で使用・収益することになります。

共有分割のメリットとしては、①物理的に分離しにくい財産を手軽に分割相続できる②各相続人に公平な分割ができる③相続財産を現物そのままの状態で残せる、などが挙げられます。

逆に共有分割のデメリットとしては、①利用や処分が持ち分により制限されるので他の共有者の存在を念頭に置いた財産管理が必要になる②次の相続などで共有者が増えるたびに権利関係が複雑化していく、などが挙げられます。

このようにマイナス面も大きいため、後の事を考えると、共有分割には少し慎重になった方がよいでしょう。