[PW004:Windows10]NAS上の共有フォルダへのアクセスに失敗した時の対処法

先日、自宅に設置してあったNAS(ネットワーク上のHDD)に久しぶりにアクセスしようとしたらいつの間にか参照できなくなってしまっていました。

また別件ですが、久しぶりに社内の複合機に設定しておいた共有フォルダにPCからアクセスしようとしたら、こちらもいつの間にか参照できなくなっていました。

両者は場所も環境も違うネットワークです。現象以外に似ているのは『アクセスしたのが久しぶり』で『Windows10である』という点ぐらいでしょうか。

結論からお話しすると、これらの原因はWindows10のSMB(エスエムビー)の設定にありました。

SMBは、昔むかしのWindows時代のさらに昔、DOSというオペレーティングシステムがまだ主流だった頃に発表された、ネットワーク共有を目的とした通信プロトコルです。何度も形を変えながら現代のWindows10でも使われています。

Windows10のコントロールパネルを調べてみるとSMBの機能がOFFになっていました。以下のように機能をONにすることで、NASや複合機の共有フォルダへアクセスできるようになりました。

 

コントロールパネルの『プログラム』にある『Windowsの機能の有効化または無効化』をクリック
『SMB 1.0/CIFS クライアント』のチェックボックスにチェックを入れる